日本代表、まさかの敗戦。そしてほぼ終戦と思う。

サッカー全般

サッカーワールドカップ2022。

グループリーグ第2戦のコスタリカ戦。

我々はもっと何かできたのではないか。

流動性がなく同じポジションでプレーしすぎたし、上田、鎌田、堂安、相馬はコンビネーションが合っていなかった。

後ろでボールを回していたが、攻撃のスイッチを入れるようなアクションはなかった。

みんながボールを欲しがって下りてきて、後ろ向きのプレーが多く、渋滞していた印象。

その前半45分を無駄にしてしまった結果、後半にたった1発でやられてしまったのだろう。

正直って大迫が不在のデメリットが浮き彫りになってしまった気がする。

激しいマークにあってもボールをキープし、味方に時間を作ることができる大迫がいればまた違った展開になっただろう。

しかし、このメンバーで、しかも相手がコスタリカならばもっと攻撃ができたはずだ。

後半、左DFに入った伊藤が三苫にあまりパスを出さなかったり、スペースに走りこんでしまい三苫のスペースを消してしまったという批判がある。

しかし、相手も三苫を研究しており、前を向かせない守り方をしていたし、伊藤からのパスカットも狙っていた。

だから、伊藤は三苫へパスを出しずらそうにしていた印象がある。

それよりも、チームとして三苫を活かす術を練っていない、という印象だった。

単に三苫にパスを出せば良いなんて、任せすぎだと思う。

もっと三苫が1対1が臨めるような前を向いた状態でパスを出してあげる戦術が必要だろう。

そして、ドリブルばかり期待されるが、三苫はシュートもうまい。

切れ込んでのシュートを期待できる選手。

それなのに、サイドでのドリブル一辺倒を期待するのはいかがなものか。

なお、吉田麻也のミスは、結構よくあるというか、相手にじらされると彼は終盤に精神的に切れたり集中を切らしてしまい、ああいうミスをする。見慣れた光景だった。

個人的には、ああいう展開の時に彼以外のセンターバックを起用できないというコマ不足のほうが問題だと思う。

富安が出場できていればまた展開も変わったかもしれないと思う。

しかし、コスタリカなんかに負けるとは思っていなかった。

このレベルに負けるなんて1998年のフランスワールドカップでのジャマイカ戦を思い出す。

あの時も相手のたった2発に沈んだ。圧倒的に攻めていたのに。

今回も相手の1本のシュート沈んだ。

森保監督の采配や選手選択は間違っていたと思う。ターンオーバーは第3戦にして、コスタリカ戦は全力で勝ちに行くべき試合だった。

しかし、それ以上に選手たちがピッチの上でもっと考えてプレーできないものかと思った。

三苫、鎌田、板倉はその気配を見せていた。

それ以外は一生懸命プレーしていたが、工夫は見られなかった。

それができない内はベスト8は無理なのではないか。

さて、スペイン戦。普通に戦えば0-5くらいで負ける相手。

「切り替えてスペイン戦に勝つ」みたいなことも見受けられるが、10回戦ったら8回は確実に負けてしまう相手。

それくらい力の差が大きい。

だから、コスタリカ戦で勝ち点1も得られなかった時点で、ほぼ終戦(敗退)と思う。

ただし、個人的には散り方に注目している。

2006年ドイツワールドカップの時のような1-4(対ブラジル戦)というスコア以上に圧倒的な差を見せつけられて負けるのか、善戦するのか。

先制点を取られたらその瞬間に終わりだと思う。

引いてブロックを敷いて、守りに守り、カウンターとセットプレーで点を取る。

それに全集中しかないと思う。

森保監督の采配にかかっているが、、、期待は薄いか。。。

とにかく、スペインとは力の差がありすぎる。

過度な期待はしてはいけない。負けたときに憎しみに変わってしまう。

今は、力の差があることを認めつつ、少しの期待と、散り方に注目していきたいという考えだ。

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