20代なのにある日突然、網膜剥離になった話(3)

その他

こんにちは。
今回も網膜剝離の話です。

こんな人に

若くして網膜剥離になった方、
網膜剥離になったけど、全然わけがわからない方、
網膜剥離の手術が終わったけど、これからきちんと見えるようになるかなと不安な方、
の参考になれば嬉しいです。

===前回までのお話はこちら===
20代なのにある日突然、網膜剥離になった話(1)
20代なのにある日突然、網膜剥離になった話(2)
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1.退院後の職場の反応と視力低下

前回の(2)でお話ししたように、
退院後は職場の人たちは誰も心配してくれません。

体は普通に動くし元気そうに見えるから。

でも実際は眼精疲労による頭痛に悩まされていました。


本当は毎日早退をしたかったけど

「まぶたがピクピクして痙攣しているから病院に行きたい」

ということを上司に言ったところ、大きい声で
「じゃあ、まだ治ってないってことね!」

Michael GehlertによるPixabayからの画像


と強めに言われたことがあり、
それが影響して「早退」は言い出せませんでした。(-_-;)。

なお、退院後2週間~1か月くらい(だったか?)は、
水の雑菌を目に入れてはいけないということで
洗顔の際は濡れタオルを使用し、
洗髪の際はシャンプーハットを使用していました。

職場では、そのことを笑いのネタにされ、バカにされた感じがありました。
一方で、上記のように目の具合が悪いと言うと
職場は「なんだよ」みたいな雰囲気になり、
私は「一体なんなんだよ、あんたらは」と思っていました。

結局、無理して仕事を続けたため、
手術後に良くなった視力は3か月後の視力検査では
元の悪い視力に戻ってしまいました。

がくんと落ちたため、その時の検査をしてくれた人から
「どうかされましたか?」と言われたほどでした。
うー、残念無念、自責の念。

結局は見え方は元に戻りましたが
かなり時間はかかりました。
左目で見ると全体的に細く見えていたりして、
いつになったら元に戻るのかなと思っていました。

結局は戻ったのですが、
自分の記憶ですと半年~1年くらいはかかったと思います。

また、手術していないほうの右目の視力も含めて、
両目の視力は手術前より悪くなってしまいました。


前述したようにおそらく、
退院後に無理して毎日フルタイムで働いたことが影響したのでしょう。

2.それでも

それでも

「もう前のように見えないかもしれない」

と最初に診断されていたことを考えたら
すごくハッピーなことです。

見えるだけでも儲けものです!!!!

車の運転もできるし、スポーツもできる。
日常生活を送れることは本当に素晴らしいことだと思いました。

3.今は

シリコンは手術後18年たった今も縫い付けられたままですが、
日常生活に影響はありません。
普通に生活できています。

一つ疑問に残っているのは、
私の場合、右目も網膜に小さな穴が開いているということでした。


しかし、18年前は、穴が小さすぎて
シリコンを縫い付けるほどではなかったため、
もう少し大きく開いてから手術をするとのことでした。

今も1年に1度、地域の眼科で検査をしてもらっています。

でも、小さいならレーザーとかでさっと対処して終了できないんでしょうか。
正直言って「いつ大きくなるんだろう」と不安です。毎年毎年。


前の手術の時みたいに、またたくさんお金がかかるのも嫌ですし、
今は子どももいるので
子どもに会えなくなるのもツライかなと。

小さい穴のうちに対処できるお医者さんがいないか
地域の眼科で相談してみようかな?

ちなみに、私の友人(連絡は取りあっていないですが)も
偶然にも同じような時期に網膜剝離の手術をしていました。

お互いに20代だったのに珍しい!!

彼はシリコンを縫い付けた後にそのシリコンを取る手術もしたそうです。
「2度も手術があるのはいやだー」と言っていました。

お医者さんによって手術方法は違うのですね・・・・。

私が手術してから18年が経過しました。
医術が進歩し、今は網膜剥離の手術が
もっと簡素化していると良いなと思います。

以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
また次回お会いしましょう!

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