こんにちは。今回は網膜剝離になった話の続きです。
==前回の話はこちら→20代なのにある日突然、網膜剥離になった話(1)==
1.手術後の目の状況
手術後、大学病院で入院していましたが、
入院患者は高齢の方が多かったように思います。
私の担当医師曰く
「糖尿病とか高齢とかの理由で網膜剝離になるケースが多い。
あなたみたいに自然に網膜がはがれてしまうのは珍しい」
ということでした。
それを聞いて、
なんて残念な目なんだろうか、と思いました(´;ω;`)ウッ…
入院と言っても体は元気で、
目だけが塞がっている状態でしたので、
体調に影響はありませんでした。
ただ、、、目がすごい状況でした。
手術は何十針も(100針以上?)縫ったため
最初は全く目を開けられませんでした・・。
数日して「少し開いた」と思ったら
血の塊のような目が出てきてびっくり。
「また見えるようになるんだろうか」
と不安になりました。
そして、縫った後の糸は目が治ってくると自然と外に出てきます。
それが一日何個も何個も出てきたときには
治っているのを実感でき、嬉しかったです。
ただ、入院中の診察時は、
開かない目を医師が力を入れて無理に開けさせられるので、
痛かったです。結構嫌でした。
でも、まぁ我慢できないほどではないし、
診察が終わると次の診察時間までやることもなくなるので
一瞬我慢すれば良いだけでした。
私の記憶だと午前6時すぎに診察
→午前10時に2度目の診察、
そしてその日は診察終了だったと思います。
ちなみに費用は手術代金と差額ベッド代?
合わせて自己負担で22万円くらいだったと思います。
6人部屋が埋まっていて4人部屋だったので高かったのかなと。
手術代は10万円くらいだったような気がします(自己負担額)。
2.退院時の後悔
退院するときに医師から
「なるべく目は使ったほうが良い。そのほうが早く治る。
ただ、静養したいならば診断書を書くよ」
と言われました。
(ちなみに、目を使った方が治りが良くなるということで退院後も眼帯は無し)
なんせ目がひどく赤くて、
このまま仕事して良いのだろうかという不安があったため、
できれば静養したかったのですが、
職場の上司が入院中に来た時に
「いつから復帰できるのか。この後、大事な仕事がある」
的なことを言っていたので、プレッシャーをかけられたと感じ、
医師には「大丈夫です」と無理して言ってしまいました。
これは今でも後悔しています。
なぜなら以下の理由だからです。
1 1日に何度か自分で目薬をつけるのですが、
瞳孔を開く薬のため、とにかく日差しがまぶしくてたいへん。
外を歩くときは下を見て歩くしかない。
2 退院後に視力検査をしたところ、なぜか視力が良くなっていたのに、
早く仕事に復帰して目を酷使してしまい、
結局元の悪い視力に戻ってしまった。
3 目以外の体は元気なため、
職場の人たちはさほど心配せずにどんどん仕事を頼んでくる。
でも実際は目が疲れやすくなっており
眼精疲労からくる頭痛が毎日あった。
これらが理由です。
これから何らかの理由で網膜剥離の手術を控えている方がいたら、
「ぜひ、退院後は医師の診断書を持ってお仕事をお休みしましょう」
と言いたい。力強く。
それほど後悔しています。
ちょっとまた長くなってしまいました。
今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
また次回お会いしましょう!
コメント