習い事が不十分な結果になった時。親がなんとか教えられないか~水泳でのフォーム改善を図る~(2)~

子育て

こんにちは。ダブルワンです。

わが子が習い事で伸びや悩んでいるという親御さんは多いのではないでしょうか。

かくいう僕もその一人です。

そこですぐに、「ちがう教室に移るか」と思ってしまうものですが、色々と検討した結果「僕が(親が)自分で教えてみる」ということにしました。

ラッキーなことに、この取り組みは一定の成果を上げています。

そこで今回は「習い事を卒業し、親が自分で教えてみた結果(教えはじめて3か月)」

ということで記事にしていきたいと思います。

以前の記事はこちらです。

「習い事が不十分な結果になった時。親がなんとか教えられないか~水泳でのフォーム改善を図る(1)~」

こんな人の参考になれば嬉しいです
  • 習い事の進捗状況に不満を持っている方。
  • 習い事でこどもが伸び悩んでいて、他の教室に移るかと考えている方。
  • 他の教室に行ってもまたお金がかかるし、どうしようかなと思っている方。

息子は4歳から水泳を習っていましたが、上の記事に書いた通り、これ以上このスポーツクラブでは上達は不可能と判断し退会しました。
(通算5年間通いました)

その後、2023年2月から市営プールにて僕が教え始めました。

教え始めて2月~4月までの3か月間が経過したので、この間の状況をお話ししたいと思います。

以下、4泳法ごとの経過です。

クロール

スクールでは、クロールはフォームがばらばらで、息継ぎも上を向きすぎていました。

しかし、スクールのクラスでは「規定タイムを切るよう速く泳ぐ」というクラスになっていたため、フォームを直されることはありませんでした。

その結果、さらにフォームを崩すという連鎖をしていました。

むしろ、よくこのフォームで泳げるな、と感心したほどでしたが・・・(-_-;)

また、泳ぎが乱暴で手を「バッシャン!」と水面に打ち付ける泳ぎ方をしていました。

そこで、親子でフォームの改善に取り組みました。主には以下2点を指導していきました。

(1)息継ぎの時は顔を真上に向かせず斜め上向きで止める。
(2)手は水面に着いたら前にスーッと伸ばす。

上記は少しずつできてきており、3月前よりはかなりいいフォームになってきました。

こどもには「あるある」かもしれませんが、
まだ息継ぎの際に真上を向いてしまうことが多いので、そこを改善するために「天井を見るのではなくて上の窓を見て」と言っています。

本当は「上手い人の泳ぎをまねて」ほしいのですが、それを言うと
「あっそう。下手でわるかったね」と逆に怒りだしますので。。。

平泳ぎ

平泳ぎは25m泳ぐまでに頻繁に息継ぎをしていました。

スポーツクラブに通っていた時は25mで35回くらい息継ぎをしていましたので、「なるべくがまんして伸びてみて」と指導しました。

ただ、この言い方は悪かったです。

結果、息子は深く潜って水中で2,3度水をかいて、息継ぎしてまた深く潜って・・・・という泳ぎ方をするようになってしまいました。

反省し、以下のことを伝えるようにしました。

(1)深く潜らない。深く潜ると水の抵抗で前に進みずらくなる。
(2)なるべく水面近くで泳ぐ
(3)1で蹴る、2で伸びる、3で息継ぎの1,2,3を意識する。


これにより、25mを13回くらいの息継ぎで泳げるようになりました。

あとはもう少し「2の伸びる」ということを意識できれば、もっと上手になるのではないか、と思います。

とりあえず、今は1,2,3の「リズム」を覚えてもらう段階です。

背泳ぎ

背泳ぎは最も下手な泳法です。これは親子共通です。息子には

「手はぐるぐる回して水をかくのではないよ」
「イカのように、手が水に着いたら横からぐっと水を押すんだよかくんだよ」
と教えました。

息子「やってるよ!」
僕「ほんとに!?」

そこで、息子の後ろを泳いでよ~く見てみたところ、しっかりやっていました(なんてこった。すいません。。。)。

そこで、「手はできているから、足をしっかりバタバタさせよう」と言っています。

背泳ぎは親の私も沈みがちなので、色々と試行錯誤していますが、なかなかスムーズな泳ぎができていないです。

ただし、スポーツクラブ時代は25mを泳ぐ間に
顔全体が水没することが4,5回ありましたから(-_-;)、それよりは上手くなりました。

もっと教える僕自身のレベルを上げないと、ということでこどもが遊んでいる間に、僕も足だけで25m泳ぐという練習をしています。

これがなかなかに辛い。。。
でも、僕自身が勉強しないと、という感じです。

バタフライ

息子はバタフライの時に、スポーツクラブ時代の教えをきっちり守って「体を上下にうねうねさせて泳ぐ」ということをしていました。

でも、それだと深く潜って泳いでしまうことになります。

深く潜る→水面まで浮き上がるのに距離がある→バタ足してしまう

という悪循環に陥っていました。そのため、

(1)「フォームは良いのでとにかく水面近くで泳いで」
(2)「とにかく足でバシャン!と水を蹴って!」

と言いました。

結果は大成功でした。きれいなフォームで泳げるようになりました。今のところバタフライが一番上手に泳げています。

課題も・・・

以上が進捗状況ですが、当然ながら課題もたくさんあります。

課題1 すぐに忘れる

市営プールでは週1回練習していますが、前週にやったポイントをすぐに忘れてしまいます。

平泳ぎやバタフライでは深く潜ってしまうことを毎週繰り返します。。

僕が言って直すのですが、翌週になるとまた同じことを繰り返す。。。。

主体的に泳いでくれれば忘れることもないのでしょうけど、そこまで求められないので、これは仕方がないということで捉えています。。。

課題2 プール滞在時間が長いわりに練習時間はわずか。

プールに滞在するのは1時間30分くらい。

その間、泳ぎの練習はおそらく25m×7回、8回くらい。

それ以外はほとんど、こども用の浅いコースで遊んでいます。

時間効率は良くないですね。。。。

まとめ

上記のように時間効率は良くなくてもスポーツクラブに戻る気はありません。

今であれば、息子が泳ぐすぐに後ろから僕が付いていって水中でよーく観察することができます。

また、25m泳ぐ姿をプールサイドから歩きながら観察することもできます。

よって、真後ろからも斜め上からも泳ぐ姿をよーく見られるため、良かった点や改善点を把握できます。

また、4泳法を一度に指導できる点も今のいいところです。

その日に1泳法だけ習うと他の3泳法はすぐに忘れてしまいますから…。

現状ではフォーム改善が順調にきているところです。

有難いことに息子も市営プールに行くことを全然嫌がっていないため、このまま週1回の練習をキープしていきたいと思います。

また3か月くらい経過したら記事を書きたいと思います。

以上です。今回はここまでです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

また次回お会いしましょう。

続きの(3)はこちら

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