こんにちは。
ダブルワンです。
今回は、習い事が不十分な結果になった時、親がなんとか教えられないか~水泳でのフォーム改善を図る~、というテーマです。
こどもがスイミングスクールで4泳法を学んだのですが、その後、下手になってしまい、それを親である僕が改善できないか、という取り組みについて紹介します。
1 4泳法はマスターできた。でも・・・
まず、我が家の場合、息子が4歳2か月でスイミングスクールに通い始めました。最初は水慣れからはじめて、8歳のときに4泳法を習得しました(いちおう、25m泳げるというレベル)。体も大きくない、筋力も大きくない8歳児が4泳法を習得するのは本当にすごいことだと思います。40歳台でバタフライを泳げるようになり、4泳法を習得できた僕からすると「8歳でバタフライできるなんて…」という尊敬の感情が沸き上がってきます。
一方で、息子は習得したはずなのに平泳ぎの時に微妙にバタ足が混ざる、とか背泳ぎの時にたまに頭が水面下に沈む、とかもう少し完成度を高めたい、とも思いました。
しかし、スクールでは4泳法が終わると25mを規定のタイムで泳ぐことができるかどうか、が次の進級ポイントになってきます。つまり、4泳法のフォームについてそれ以上習うことはありませんでした。
そして息子は、最初のクロールのタイムをクリアするのに苦しみました。クロールのタイムで苦しんでいる間に、ほかの泳法が明らかに下手になりました。こちらが見ていてイライラするくらい後退していました。
でも、コーチたちはクロールをする前のウォーミングアップ程度にとらえていたのか、ほかの泳法については全く指導しませんでした。
結局、クロールは規定のタイムをクリアできないし他の3泳法はどんどん下手になっていくという状態で数か月間を過ごしました。この数か月間はスクールで息子を見ている間、ずっとイライラしていました。
2 他のスイミングスクールに体験に行ったけど・・・
そこで、「このスクールではこれ以上の上達は見込めない」と考え他のスクールに体験申し込みをしてみました。そして、実際に体験して驚いたことは、そこのスクールでの教え方が、今のスクールと同じだったということです。違うのは生徒の人数と先生の熱量です。
人数が少なかったので、それだけ一人一人の生徒に時間をかけられる、というところの違いだけでした。
体験後、僕は悩んでしまいました。
・スクールを変えても教え方は同じということは、息子は上達するのかどうのなのか。
・スクールを変えて、再度一つの泳法ごとに習うとなると、結局、他の泳法が後退してしまうことには変わりないのではないか。
・現在のスイミングスクールでは5年間で合計60万円ほど払ったのに、また違うスイミングスクールに通うのか。
・スクールを変えると入会金やウェア代金、指定のバッグ代などをまた支払うのか。。。
3 悩んだ結果、出した結論!
悩みに悩み、結果、こう考えました。
・そもそも、こちらが求めるものは「正しいフォームで泳いでほしい」ということ。
・速く泳いだり、長距離を泳げるようになってほしいわけではない。25mを丁寧に泳いでほしい。
・スクールでやっている、規定のタイム以内で泳ぐことまでは求めない。
・大きな修正まではいかない程度の修正で、正しいフォームの習得ができるはずではないか。
・大きな修正を必要としないならば、親の自分が教えられるはずだ。
という感じで、考えを整理しました。
でも、すごく心配なことがありました。それは、こどもが甘えてしまって僕の言う事を聞かないのではないか。。。。ということです。これは習い事あるあるだと思いますが、先生やコーチの言う事は聞いても親のいう事は聞かない、という。
これだと自分が教えても意味がありません。ただ、色々悩んで思案していても仕方がないので、試しに二人で市民プールに行ってみました。
4 親子で市営プールに行って練習!
序盤は心配していた通り、やはり泳法のことよりも遊ぶことに夢中で、あまり泳いでくれませんでした。ただ、遊ぶ時間と「〇時〇分まで遊びね。そこから10分くらいは背泳ぎをやろう」と泳法の時間を分けてみたところ、思いのほか泳法もやってくれました。
2時間滞在して、泳法を教えられたのは30分くらいだったように思いますが、通常のスイミングスクールでも、練習時間50分―(引く)体操5分くらいーコーチの話を聞いたり泳ぐ順番を待つ時間(15分くらい)=実質は30分くらいかなと思うのでまぁ御の字としました。
今まで合計3度、親子で市営プールに通いましたが、徐々に泳法が改善されてきています。
これは、
①マンツーマンであるため細かく教えられること、
②こどもが泳ぐ真後ろから僕も泳ぎ、水中からその姿を見ることによって改善点が良くわかること、
③遊ぶ時間を設けていること
④無理をしない程度の要求にとどめていること
以上4点が大きいのではないか、と思っています。
とにかく、この親子で市営プールに通うのを半年間は続けないと4泳法を改善させることはできないと思うので、楽しく・無理が無いよう努めています。
ただ、「4泳法を習ったんだから、本当はもっとできるはずだ。すぐに直してほしい」
「でもここで焦ってはダメだ。長期で考えないと」というストレスはかかりますけど(笑)。
こどもからも意外と?好評で、「パパスクールでいい(スイミングスクールには通わない)」と言われています。
そのため、これからも親子二人で取り組んでいけそうな気がしています。
5 親子で取り組む=気持ちがつながる
なお、この市営プールですが大人440円(時間制限なし)、こども220円のため、安くてとても助かります。
スイミングスクールは5年60万円=年12万=月1万円(月4回)=2,500円(1回あたり)
という計算でしたので、親子で660円は安くて本当に素晴らしいですね!
1回2500円だと「お金かかってんのに何をやっているんだ」と思ってしまうんですが、この660円という安さのおかげで焦って教えないよう自制心が働きます。
ということで、僕らは親子で取り組むことにしましたが、副産物がありました。
このように親子で取り組めるものがあると、こどもと気持ちもつながる感じがします。
そう感じると、対等の関係でこどもと接することができるようになります。
なんとなく、子育てでの僕の未熟な心を成長させてもらえる、という感じです。
ぼくはそれがすごくうれしく、一緒に水泳をするのが楽しみとなっています。
僕のこどものケースは、4泳法を一応習い済だったので、僕が教えても改善・上達はできる、というパターンでした。それぞれの状況で変わるような気がするため、一概に親が教えればなんとかなるわけではないと思います。
でも、習い事先の先生やコーチに丸投げせず、親も一緒に取り組むというこの姿勢がこどもの心にとって良い影響を及ぼしてくれると嬉しいなと思っています。
なお、今後の取り組み状況と進捗状況については、また記事にする予定です。
自分自身でも、今後に期待しています!
ということで、今回はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
また次回お会いしましょう!
習い事が不十分な結果になった時。親がなんとか教えられないか~水泳でのフォーム改善を図る~(2)~
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