言葉の出始め(言葉の遅れ)について

子育て

こんにちは。
今回のテーマは「言葉の出始め(言葉の遅れ)」です。

我が家の息子君は、なかなか言葉が出てこなかったのですが、結局は問題ありませんでした。
ただ、その過程では焦りまくったし、精神的にもガクーンと来たので今回はそのことを書こうと思います。

こんな人に

この記事が、
子どもから言葉がなかなか出てこなくて焦っている親御さんや
健診で「言葉の出始めが遅いね」などと言われて元気がなくなっている親御さん、
他の子と比べたら言葉が出てくるのが遅いのかな?と懐疑的になっている親御さん、
の参考になれば嬉しいです。

1歳半健診での医者からの言葉

うちは、息子くんが生まれてきてくれてから
1歳半になるまでテレビを見せていませんでした。それは、
1、テレビを見せてしまうと思考が止まってしまう。
2、他の遊びをしてほしい。
3、親が楽をするためにテレビばかり見せ、育児放棄をするのは子どもの成長によくない。
という理由からでした。

テレビを見せないようにし、絵本をたくさん読んだり、おもちゃで一緒に遊んだり、0歳~2歳までの施設に遊びに行ったりと、とにかくテレビ以外のことで遊ぶようにしていました。

ところが、1歳半健診の時に小児科の先生に
「何をしゃべるの?」と聞かれ
「何も。『あー』とか『うー』とかは言いますけど」
と返したところ

「!?それはおかしい。もう話してもいいのに遅い。役所に連絡するから役所からの返事を待って」
と言われてしまいました。。。。

それはそれはショックで夫婦二人でがっくりしていました。うちの奥さんは悪い方に考え、それが合っているように証拠を集める性格なのですが、

このことで息子は「自閉症」なのではないかと言い、自閉症の子の特徴は「言葉の遅れ」があるからその可能性が高い、と言い出しました。

私はというと自閉症の特徴を調べて
「言葉の遅れだけで自閉症と断定はできない」
と思いました。

ある特定のことのみに強い関心を示す、という特徴はなかったからです。

その後にやってみたこと

ではどうしたら言葉が出てくるのか、何かできることは?と考えました。
考えてやってみたのが絵本に出てきたフルーツなどの名前を教えてみる、でした。

これは毎日、絵本を読むときに繰り返し繰り返し教えました。
(1)ブドウの名前を教える
(2)教えたあとに「ブドウはどーれだ」と言って指をさしてもらう
(3)「じゃあ、『ブドー』って言ってみて」と言わせるようにする。
ということを毎日してみました。

その結果、結論から言うとあまりうまくいきませんでした。何度も何度も繰り返し教えたのですがあまり覚えられませんでした。。。

この時期、小規模の認可外保育園に通っていましたが、小規模だったことと、保育園前の待ちスペースが小さすぎたこともあり、他の親御さんと交流(会話)ができず、他のお子さんの状況を聞けなかったことも今思うと、精神的にはマイナスに働いたかなと思います。

役所の保健センターでの面接

そして小児科に言ってから2か月後に迎えた
役所の保健センターの方との面接。
うちの奥さんは一生懸命、自閉症なんじゃないかと訴えていました。


訴えてばかりで、子どもを放っておいていたため、私は話の席から離脱し、役所の方に用意してもらったおもちゃで息子と遊びました。

役所の方は「自閉症ではないと思います。
そういう特徴は出てませんね。そんなに心配しなくても大丈夫と思います。

親御さんは見たところすごくいい関わり方をしていると思います。」

というようなことを言ってもらいとても安心した記憶があります。(たとえ自閉症であってもわが子ですから、愛情に変わりはないし一生懸命関わります)

さらにまたやってみたこと

しかし、まだ言葉は出てこない。。。
う~~む、どうしたいいのか・・・・(-_-;)


とまた悩み考え、次にトライしたのが
「面白いテレビを見せたら言葉を覚えるのではないか」
という仮定でした。

見せたテレビは「機関車トーマス」。男の子ならだれもが一度ははまるであろう電車の番組。

この番組を見れば、登場する機関車たちに興味をもって、機関車たちが話す言葉を覚えるのではないかと思いました。


そして、この「機関車トーマス」は効果てきめんでした。
トーマスのことは「スー」、
ゴードンのことは「ごごん」、
パーシーのことは「パーチー」
と言うようになりました。

また、もう一回「機関車トーマス」を観たいときは「もっかいスー。もっかいスー。」と言ってました(笑)。

今、思えばテレビをすべて悪とせずにうまく使えばよかったのですが、当時はそこまで思考が至らず、息子には悪いことをしました。。。
(主に息子は楽しく生きてただけですが)。

そこからは言葉はどんどんでてきていたので、言葉の遅れを気にすることはなくなりました。

まとめ

この経験は親としては非常に良い経験となりました。
テレビを悪者にせずにうまく使う。
使い方次第ということを学びました。

そして、ここからはNHK教育テレビ「Eテレ」に大変お世話になることに。Eテレはほんとに質が高いですよね。。。
「いないいないばあっ!」
「ピタゴラスイッチ」などなど、子どもが小さいときに見せたいものがたくさんあります。

子どももEテレを見ることで色々なことを覚えたり、興味を示したり、なんでだろうと考えたり、、、としてくれるので教育的には大満足です。

なので受信料はきちんと払っています(笑)。

なお、余談ですが、まだあまり言葉が出てこない段階から子どもに英語を教えて、結果、言葉(日本語)が出てこないと悩む親が役所に相談に来るケースが多いそうです。。。

まずは順を追ってから、ということでしょうか。。。

今回はここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
また次回、お会いしましょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました